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3.11映画祭プレトーク「 3+1 」キックオフイベント~話そう、6年目の選択~

3.11映画祭プレトーク「 3+1 」キックオフイベント~話そう、6年目の選択~

日時:2016/3/8 (火) 19:00~21:00 (18:30開場)
会場;アーツ千代田 3331 1Fラウンジ
出演:鎌仲ひとみ(『小さき声のカノン』監督)、舩橋淳(『フタバから遠く離れて』監督)、河合弘之(『日本と原発』監督)
特別ゲスト:下村健一(元TBS報道アナウンサー)

【3+1宣言】
311---------
あの日から長い時間が経ってしまいました。
それなのに、この国は驚くほど何も変わっていない、と思いませんか?
原発、地域格差、米軍基地、貧困、差別など多くの矛盾を抱えたまま、311以前も、311以後の今も、状況は変わっていないどころか慢性化しつつあります。
わたしたちは、このままやり過ごすしかないのでしょうか。
「被災者を救済したい」
「貧困や差別をなくしたい」
「他国に戦争を仕掛けたり、国同士の対立を生むことはしたくない」
つまり、日本が“ごく普通にモラルのある国”になって欲しい、ということ。
そんな強い思いを共有する、われわれ映画監督3人がタッグを組みました。
私たちは「3+1(サンタスイチ)」と名付けました。
3人の監督+1。その+1が、あなたであれば嬉しいです。
一人一人の問題意識【+1】を持ち寄り集う広場を作りたい、と思います。
それがこの国に「ごく普通のモラル」を取り戻す、はじめの一歩になると思うのです。
さぁ 一緒に始めませんか?

河合弘之・鎌仲ひとみ・舩橋淳

「3+1」公式サイト:http://3tasu1.com/

参加チケット

■ 1,500円 / 当日券あり

<<ゲスト紹介>>

鎌仲ひとみ(かまなか・ひとみ)
映像作家。早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。カナダ、NYでの活動を経て95年に帰国。
以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。
「ヒバクシャ─世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」(核を巡る3部作)。
震災直後に「内部被ばくを生き抜く」を完成。主に市民の手による自主上映で上映され、この4本は国内外3000ヶ所で上映。
現在、新作「小さき声のカノン-選択する人々」を全国で上映中。
多摩美術大学非常勤講師。主な著作『原発のその先へ-ミツバチ革命が始まる』『今こそ、エネルギーシフト』(共著)など。

鎌仲ひとみ(かまなか・ひとみ)

舩橋淳(ふなはし・あつし)
『フタバから遠く離れて』監督。1974年大阪生まれ。東京大学教養学部表象文化論分科卒業後、ニューヨークで映画を学ぶ。デビュー作『echoes』(2001年)が、「アノネー国際映画祭」(仏)で審査員特別賞と観客賞を受賞。第二作『Big River』(2006年、主演:オダギリジョー)は、「ベルリン国際映画祭」「釜山国際映画祭」でプレミア上映。東日本大震災で町全体が避難を余儀なくされた、福島県双葉町とその住民を長期に渡って取材したドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(2012年)は国内外の映画祭で上映。2012年キネマ旬報ベストテン第7位。著書「フタバから遠く離れて 避難所からみた原発と日本社会」も出版される。劇映画『桜並木の満開の下に』では被災地を舞台に物語を展開し、ジャンルを越えて、震災以降の社会をいかに生きるかという問題にアプローチしている。最新作は「小津安二郎・没後50年 隠された視線」。

舩橋淳(ふなはし・あつし)

河合弘之(かわい・ひろゆき)
『日本と原発』監督。企業系弁護士として大型損害賠償事件、企業買収訴訟等で辣腕を振るう一方、中国残留孤児の国籍取得を支援する会会長や浜岡原発差止訴訟弁護団長を務めるなど社会貢献活動にも心血を注いでいる。著書は、『脱原発』(大下英治氏と共著、青志社)『逆襲弁護士 河合弘之』(大下英治氏著、さくら舎)。

河合弘之(かわい・ひろゆき)

特別ゲスト:下村健一(しもむら・けんいち)
元TBS報道アナウンサー。1989年参院選で市民政党「原発いらない人々」設立に深く参画。2000年フリー転向後、「筑紫哲也NEWS23」「みのもんたのサタデーずばッと」などにレギュラー出演しながら、市民の動画発信を支援する「市民メディア・アドバイザー」として活動。2010年、内閣広報室審議官着任。菅首相の「浜岡原発停止要請」会見原稿執筆、2030年代原発依存度ゼロを国家目標と定めた「革新的エネルギー環境戦略」起草メンバー等を務める。2012年、ピースボート「脱原発クルーズ」水先案内人。2013年春、民間に戻り、現在、慶応大学特別招聘教授など3大学を兼任。NPO「OurPlanet-TV」副代表、NPO「市民がつくるTVF(東京ビデオフェスティバル)」理事。原発事故避難中の福島県富岡町「シンボル検討委員会」特別委員など。小5国語教科書(光村図書)に「想像力のスイッチを入れよう」を書き下ろし掲載、《情報に踊らされない次世代》作りに取り組む。

下村健一(しもむら・けんいち)

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