100,000年後の安全
監督:マイケル・マドセン / 制作年:2009年 / 79分 / デンマーク、フィンランド、スウェーデンイタリア
上映スケジュール
3月1日(日)13:00〜 | ※上映後、トークあり |
未来のみなさんへ ここは21世紀に処分された放射性廃棄物の埋蔵場所です。
決して入らないでください。
10万年もの耐久性があるという世界初の放射性廃棄物の最終処分場を造る、フィンランドのオンカロ・プロジェクト。だが、10万年後の安全を誰が保障できるのか? コンセプチュアル・アーティストでもある監督が建設中の施設に潜入し、このプロジェクトの実行を決定した専門家たちに、未来の子孫の安全性について問う。公式サイト:http://www.uplink.co.jp/100000/
レビュー
浅井 隆 有限会社アップリンク代表取締役フィンランドの高レベル放射性廃棄物の最終処分場オンカロを描いた『100,000年後の安全』。東日本大震災直後に公開しヒットしたが、震災から4年経ったいまこそ観る価値があるだろう。監督のマイケル・マドセンは言っている。「福島原発は地上のオンカロになるだろう」と。 |
予告動画
ゲスト
浅井隆(あさい・たかし)有限会社アップリンク代表取締役。ウェブマガジン「webDICE」編集長。 『アカルイミライ』『I.K.U.』『ストロベリーショートケイクス』などの映画をプロデュース。渋谷・宇田川町で映画館・イベントスペース・ギャラリー・カフェレストランを一カ所に集めたカルチャー・スポット「アップリンク」を運営。 |
津田大介(つだだいすけ)ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。インターネットユーザー協会代表理事。大阪経済大学客員教授。著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新聞出版)、『動員の革命』(中央公論新社)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)ほか。 |