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僕らはココで生きていく

監督:下山和也 / 制作年:2013年 / 103分

上映スケジュール

3月15日(土)14:30~ ※上映後トークイベントあり。
3月24日(月)16:00~  

あの日、目の前で僕らの街がなくなった・・・。
けど、僕らは決して諦めない。僕らはココで生きていくんだ。

2011年3月11日、14時46分。三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生。私たちのふるさと岩手が、東北が、そして日本が大きなダメージを受けた。家族を失った者、家を失った者、そして、仕事を失った者…。多くの被災者が自分の未来を創造もできないでいた最中、岩手に住む一人のシンガーソングライターは動き出した。彼の名は、松本哲也。岩手県奥州市出身、被災地である大船渡市で育った彼は、震災直後から数人の仲間たちと被災地に入り、物資の搬送や炊き出しを行った。そして、震災から1ヵ月後の4月11日。彼らの思いに呼応するように集まった内陸部の有志と被災地の住民たちが協力し合い、「いわて三陸復興食堂」という被災地復興支援プロジェクトが産声を上げた。
復興食堂に関わる松本哲也をはじめ、その想いに引き寄せられ、行動をともにした多くの若者やアーティストたちの心、言葉…。現地でのこの動きに呼応する多くの地元被災者たちの言葉、笑顔、そして生活再建のストーリー…。被災地をキャラバンしていくプロジェクトに背中を押されるカタチで、様々な希望の灯は沿岸各地に灯っていく。瓦礫の中、店を流された店主とその家族が再び開店させるために奔走し、100件を超える飲食店が流された大船渡では、市民レベルでの復興プロジェクトが動き出す。被災地のために、港町のために、そして自分自身のために…。想いが想いとつながって、人が、心が動き出していく。

公式サイト:http://bokukoko-film.com

上映+トーク
2014年3月15日(土) 14:30~
上映後トーク


▶会場:特設ギャラリー
▶定員:40名
▶参加:共通1回券 または フリーパス券
▶予約:可
▶ゲスト:下山和也(監督)、松本哲也(出演者)

ご入場について

・上映のみ、トークのみのご入場は受付けておりません。
・席の空き状況により、上映5分前から当日入場も受付けます。
・ご予約の方は開始15分前から優先でご入場いただけます。
 上映会場受付けにてご予約後にpeatixからご案内する「QRコード」をご提示ください。
 ただし、開始5分前までにお越しいただけない場合は予約キャンセルとみなし、
 当日の方をご案内させていただきます。

ゲスト

下山和也(しもやま・かずや)

岩手県盛岡市在住。1972年生。映像・広告制作会社代表取締役。大学在学中より地元テレビ局の番組制作やイベント制作を手掛け、卒業を機に会社を設立。以降、岩手・青森・秋田の北東北3県を中心に、テレビ・ラジオ番組、CM、イベント制作で活躍。ACC CMフェスティバル/地域テレビCM部門、全国地域映像コンクール奨励賞など受賞。東日本大震災から1週間後に被災地に入り、報道的な記録として様々な映像を撮り続ける中、1ヵ月後の4月11日に「いわて三陸復興食堂」と出会う。それまで、不安、絶望や終わりをイメージさせるものしか撮っていなかった下山は、立ち上がる人たちと支えたいと思う若者たちが創り上げた場にあふれる笑顔に希望を感じる。 「この震災が決して終わりなんかじゃなく、何かの始まりなんじゃないか」。その後、人が、町がどう変わっていくのか、その目で確かめるために記録を続け、その800時間にも及ぶ膨大な記録映像を日本中、世界中の方々に見ていただくことが、撮影の中で受け取った被災地の皆様の「ありがとう」の想いを伝えるひとつの手段であると考え、 自身初となる長編ドキュメンタリー映像作品の製作を決意。本作品を完成させる。
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