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うたごころ《2012年版》

監督:榛葉 健 / 制作年:2011~2013年 / 113分

上映スケジュール

3月11日(火)19:00~  
3月21日(金)14:30~ ※上映後トークイベントあり。

いのちは生きる方向に向かう――

東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町を舞台に、女子高生たちのひたむきに生きる姿や、心の奥にある純粋さを描いた映画として、全国で大きな反響を読んでいるドキュメンタリー映画「うたごころ」シリーズ。
日本社会が被災地を“他人事”にしていないかと静かに問うた第一作《2011年版》に続き、最新作《2012年版》では、“魂”の本質に迫ります。
現地に通い続けている榛葉健監督は言います。
「震災で生きる希望を無くした人、そして震災に限らず、さまざまな苦難を抱える人たちに、自ら《生きる力》をつかみ取ってもらうために、この映画がある」と。
被災した人々の“想い”を見せ物にせず、ありのまま伝えることで、地元の方々、そして全国から支持されている「うたごころ」。初めて観る方にもご理解頂けるよう、《2011年版》の要素を盛り込みながら、新たな心の地平をお届けします。

【ストーリー】
宮城県三陸地方にある小さな町。一帯が津波に流された中、ひたむきに生きる女子高生がいた。彼女は、親類5人と自宅を失った。日本の片隅で、ささやかな幸せを願って生きてきた。
「次、何かあったら、自分の生命を投げ打ってでも、父ちゃん、母ちゃんを助ける…」
少女が大切にしていたのが「合唱」。「歌は、みんなをつなげてくれるから…」大阪の合唱グループとの友情。次第にパズルのような家族関係が苦難を経て、更に強く結ばれていく。やがて来る卒業、新たな人生の選択…。人間の強さと弱さ。それでも生きる希望を忘れない少女たち。歌声に込めた“祈り”が、人々の”心”を動かす日を信じて…。

公式サイト:http://utagokoro.info/

上映+トーク
2014年3月21日(金) 14:30~
上映後トーク


▶会場:特設ギャラリー
▶定員:40名
▶参加:共通1回券 または フリーパス券
▶予約:可
▶ゲスト:榛葉 健(監督)

ご入場について

・上映のみ、トークのみのご入場は受付けておりません。
・席の空き状況により、上映5分前から当日入場も受付けます。
・ご予約の方は開始15分前から優先でご入場いただけます。
 上映会場受付けにてご予約後にpeatixからご案内する「QRコード」をご提示ください。
 ただし、開始5分前までにお越しいただけない場合は予約キャンセルとみなし、
 当日の方をご案内させていただきます。

ゲスト

榛葉 健(しば・たけし)

1987 年、在阪民放局入社。社会派、歴史、自然、スポーツなど、幅広くドキュメンタリーを制作し、日本テレビ技術協会賞、関西写真記者協会賞、坂田記念ジャーナリズム賞など多数受賞。世界最高峰チョモランマの取材では、登山家が放置する大量のゴミを世界のテレビで初めて告発。2年間撮影した「幻想チョモランマ」は海外でも放送。 1995 年以降、阪神・淡路大震災のドキュメンタリー15 本を制作。その一作 「with…若き女性美術作家の生涯」は、日本賞・ユニセフ賞、アジアテレビ賞など受賞。世界的反響を受け2001 年に映画化。 東日本大震災では、個人の立場で被災地に通い続け、自費で「うたごころ」シリーズを制作している。
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